前編Yakyiku0721-01


子どもを笑顔で応援しているのは、元西武の吉見太一さんだ。松坂世代。非常に優しく、丁寧だった。
第2回東大球場スポーツデーは、プロと大学がはじめてタッグを組んだ画期的な催しだった。

後編
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東大の浜田監督の率直で、わかりやすい説明も素晴らしかったが、浜田監督も言っているように、プロ野球各球団の普及部のノウハウの豊富さ、技術レベルの高さに驚いた。

少なくとも普及担当レベルでは、NPBは子供の「野球遊び」について、十分な経験値を持っている。特に巨人はすでに13年も普及をやっている。インタビューに答えている石田和之事務局長は、東大野球部を出てから野球普及一筋である。

経営陣には「野球離れ?そんなもん大したことじゃない」という人がいる一方で、現場のスタッフはこういう形でこつこつ普及をしているのだ。

これからも「野球離れ」関連の取材を続けるが、今後はNPBの普及活動を深く掘り下げるべきではないかと考えている。