私は今日、奈良市と東大阪市をうろうろしていたが、今年一番の暑さのように思えた。この酷暑の中でも高校野球は行われているのだ。
今日のトップニュースは「高温」である。

サンケイ
埼玉・熊谷で史上最高41.1度 東京初の40度超え…青梅で40.8度
朝日
埼玉・熊谷で気温41.1度 国内の観測史上最高を更新
中日
埼玉・熊谷で過去最高41・1度 全国的に今年一番の暑さ
神戸
猛暑続く 兵庫県内、68人が救急搬送

見出しはほぼ同じなので、これ以上書いても仕方がないが、気象庁が「命にかかわる」と書くような異常事態だ。

そんな中でここ数日、高校野球予選でも熱中症の被害が出ている。

福井県22日 中日
敦賀市総合運動公園野球場で行われた全国高校野球福井大会準々決勝の第2試合で、球審を務めていた男性が熱中症となり、試合が9分間中断となった。

東京都20日 朝日
ダイワハウス八王子の第2試合は4時間を超える熱戦となった。五回途中で、試合開始から2時間が経過。熱中症対策のため、球場担当の東京都高野連関係者の判断で、この回終了後に5分間の休憩時間が設けられた。関係者は「応援の生徒や観客のことも考えての判断だった」と話した。

熊本県19日 時事
19日に熊本市の球場で行われた全国高校野球選手権熊本大会の準々決勝で、応援していた高校生計37人が熱中症の疑いで病院に搬送された。

文科省も警告を発している。
17日 讀賣
学校の安全に関する情報収集や研修を行っている文部科学省の学校安全教育研究所の矢崎良明事務局長は「学校の教育活動や部活動は大切だが、子供の命に代えられるものはない。気象状況は以前と大きく変わっているため、学校は常に様々な情報を収集すべきだ。判断に迷った場合は教育委員会などに聞くことも一つの手段だ」と指摘する。

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一方で「かつてない暑さ」「命を守ろう」と書き立てながら、その中で行われる高校野球の予選は、熱中症で倒れる人が続出しているのに、中止しようとは絶対に言わない。滋賀県などでは開催時間が変更されたが、多くの地方で熱中症のリスクが最大に高まる午後も、試合が行われている。

主催者としては何とか死人が出ないうちに地方大会をやり切ってしまいたいと思っているのだろう。
高校野球は「何が一番大事」なのか、と素朴な問いかけをしたくなる。
「選手や観客の命」なのか?「高校野球の興行」なのか?

予選が終わっても、8月5日からは甲子園が始まる。ここで猛暑の峠を越してくれればいいが、そうでなければ、リスクはさらに続くだろう。

恐らく100回の甲子園の歴史の中でも、危機的な状況にあるのは間違いない。

私が願うのは「101回目」以降のことだ。今後、死者が出るような事態にならなかったとしても、甲子園は予選も含めて、開催時期や開催時間を見直すべきだろう。来年、今年のようにならなくても、地球温暖化によって異常気象は確実に進行する。

高野連、朝日新聞は今年の厳しい状況で、十分な教訓を得たと思うが。「死人が出るまではこのままいく」のではなく「最悪の事態を避けるために」今年を最後に、甲子園の日程を見直すべきだ。

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