私にとってブログは備忘録でもあるので、下司の勘繰りにしても一応書いておく。坂本勇人の故障、戦線離脱についてである。

7月16日の甲子園での阪神戦に1番遊撃で出場し、右飛、右飛、四球、右飛、空振り三振と安打は出なかったが、最後まで試合に出場した。この日がちょうど1500試合出場、報道陣のインタビューに答え、「大きなケガなくやってこられたのも、19歳の時からサポートを受けてきたから」と話した。
この日の報知新聞を調べたが「故障」と言う言葉は全く出ていない。

しかし翌日、登録抹消は発表される。前日の試合で左わき腹を痛めたのだという。
サンスポ
16日の阪神戦(甲子園)の試合中に左脇腹を痛め、前日17日の試合前練習中に帰京した。病院で左脇腹の肉離れと診断されたもよう。脇腹の肉離れは、一般的に実戦復帰まで1カ月程度を要するとされる。

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甲子園での試合前練習ではボールを2、3球なげたところで練習をストップしたという。

この日、巨人は老川祥一オーナーが、辞任。柿澤貴裕の窃盗事件や、篠原慎平、河野元貴の全裸動画事件、さらには契約トレーナーのセクハラ事件など、一連の不祥事の引責と言うことになっているが、これとの関連性は全くないと考えてよいのか。

坂本勇人は、台湾遠征のときに派手に遊んで現地メディアに報道されている。日本のスポーツ紙、一般紙は最近は、プロ野球選手の羽目を外した馬鹿遊びは、一切報道しなくなっている。球団に忖度した結果だが、現地メディアはそういうことはしない。坂本が遊び好きであることはよく知られたことだ。

また2016年以降の野球賭博事件でも、坂本の名前はたびたび出てきた。高校野球のトトカルチョに参加したとか、金をかけたファンゴを主導していたとか、そういう話だ。

そして篠原、河野が馬鹿をやった現場にも坂本はいたことが明らかになっている。先に帰ったとのことで厳重注意で収まっているが、ややこしい事件には必ず坂本勇人の影がある。
すくなくとも中心選手である坂本の行状が、巨人の今の体質に大きな影響を与えている可能性は大いにあろう。

あるいは、さらなる不祥事や、これまでの事件の背後関係を探られたくないために、坂本を雑誌メディアの目が届かないところに一時的に隔離しているのではないか、という疑問もわいてくる。

巨人の今どきのプロスポーツとしては考えられない古くて下品な体質は、度重なる不祥事を経ても一向に改善されていないように思う。

昨年の山口俊もそうだったが、シーズン中に町の繁華街でバカ騒ぎをするアスリートと言うのも最近では珍しいのではないか。

杞憂に終わればよいが、坂本の戦線離脱は、プロ野球のイメージをさらに貶めるような事件の前兆ではないか、と思ってしまう。