ほんの数年前まで、高校野球の競技人口が減っていないのが議論の的になっていたが、いよいよ高校野球の競技人口も減少に転じたようだ。
過去10年の硬式高校野球選手数の推移。
昨年、減少に転じた時は、ミズノなどスポーツメーカーに話を聞いたが、大変なショックを受けていた。
昨年くらいまで、野球用品メーカーは商品を作り続けていた。スポーツ・デポなど大型のスポーツ用品店が出店競争を続けていて、売り場面積がどんどん広がっていたからだ。
このために、売れなくても品ぞろえのためにグラブやバットを仕入れる小売店が多くて、野球用品の出荷額は見た目で下がっていなかった。
しかし出店競争も頭打ちになりつつあった。その矢先に硬式野球の競技人口が減少に転じたのだ。
野球用品業界では、業界全体がシュリンクするのではないかと危惧している。とりわけミズノは既存の商習慣にどっぷりとつかっているので、厳しそうだ。ユニフォームでもアンダーアーマーなどに後れを取っている。
怖いのは、昨年から今年と、減少の傾斜に拍車がかかっていることだ。この調子でいけば、5年もたてば地方大会が維持できない地域ができてくるだろう。
あほみたいに「青春の汗と涙」の安売りをしているメディアは、この現実をどう考えているのか、一度聞いてみたいものだ。
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