昨日、甲子園ドクターを20年以上勤めておられる医師に話を聞いた。その内容はまたメディアに寄稿するが、今の甲子園が恐ろしく厳重な医療体制を敷いていることは分かった。

本質的な高校野球の問題解決とは次元が違うが、少なくとも甲子園の開催期間に高校球児に深刻な障害が起きないようにするため、手を尽くしていることはわかった。かなり深刻な話も聞いたが、それは追い追いご紹介する。

ただし、これはあくまで「甲子園で」ということだ。そこに至るまでの地方大会で、甲子園と同様の配慮がなされいるかははなはだ疑わしい。

医師は当然待機しているだろうが、大会前、大会中に検診を行っているところは少ないだろう。
甲子園は記念大会でも56校だが、地方大会は少ない県では30校台だが、多いところでは200校を超す。
彼らの肩、肘をチェックするのは難しいだろう。

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さらに甲子園ではベンチ裏に理学療法士など医療スタッフが常時待機しているが、地方では恐らくそこまでやるのは無理だろう。
地方大会で、選手がけがをしたときなど、野球部のマネージャーとともに医療スタッフが駆け付けるのはよく見かけるが、そういうスタッフはいるようだ。

昨日は、熱中症で搬送される選手が出た。

時事
第100回全国高校野球選手権の西東京大会の本部は30日、日大鶴ケ丘の勝又温史投手が、同日行われた日大三との決勝(神宮)の後に体調不良を訴え、救急搬送されたと発表した。東京都内の病院で脱水症状を伴う熱中症と診断され、現在は回復に向かっている。

勝俣は閉会式の後に倒れたという。失意もあってのことではあろう。

実際には、各予選で熱中症で倒れる選手は少数ながらいた。しかし、ノーマークの学校の予選まではメディアの目が届かないので、そういう例が喧伝されることはない。

そもそも弱小校には狩りだされたにわかの選手もいる。連合チームには週に1回程度しか練習をしない選手もいる。
いわば普通の高校生が、甲子園を目指す球児と同じ舞台に立っている。

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リスクは地方大会の方が高い。昨日ですべて終わって、幸いにも死者は出なかったが、こちらの対応が急務だ。日程変更や試合時間の見直しはぜひ考えるべきだ。



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