今年の夏の高校野球のスローガンである。この言葉が後々、皮肉なニュアンスで語られることもあろう。
56校は8月5日から21日までトーナメント戦を戦う。

7月末から8月初旬にかけて、猛暑は一時衰えを見せたが、8月2日以降、また強烈な暑さが戻ってきている。8月10日前後に台風が来る可能性はあるが、それまではすさまじい暑さになるだろう。

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代表校の選手はここまで過酷な暑さの中で試合を勝ち抜いてきた。「鍛えられている」という一面は確かにあろう。この後、なんの役に立つかわからないが、少なくとも35度以上の気温の中、直射日光を浴びながら全力で野球をすることができる選手がそろっている。
しかし、そうであっても、40度近い熱暑と80%の湿度は、人間の耐力の限界を超えているのは間違いない。しかも彼らは極限の興奮状態にある。アクシデントが起きない保証はない。

ベンチには冷房が入り、ベンチ裏には理学療法士が各2人ずつ待機している。足がつればマッサージをし、肩やひじのアイシングを行っている。熱中症の症状が出れば、すぐに手当てもできる。
万全の状態ではあるが、いくら医療体制を整えても、この酷暑では人は倒れる。
試合をするのが、そもそもおかしいのだから。

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選手はベンチで涼むことができるが、審判は試合開始から2時間、休むことも涼むこともできない。審判はファンのついたユニフォームを着こんでいる。イニングごとに水分補給をしている。とはいっても、40代の体力は、10代よりも衰えているのは間違いない。

スタンドの観客も心配だ。毎年私は夏の大会4試合を見る日を1日設けているが、今年はどうしようかと思っている。日陰のうちはまだしも、日光が直接あたると、耐え難い暑さになる。そんな中で、一日無事に過ごすことができるのだろうか?
観客の中には、甲子園の暑さに慣れていない人もたくさんいる。数万人の中には熱中症になる人が毎日少なからず出る。
ここまで死者は出ていないが、例年よりさらに高温が続く中、最悪の事態も考えられる。

それでも夏の甲子園は始まる。最悪の事態は回避できたとしても、今後、甲子園の大会運営は見直すべきだ。これが、現体制での最後の甲子園になってほしい。

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