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元千葉ロッテの荻野忠寛さんとは、今年4月、東京であった会合で名刺交換をした。精悍な体つきの青年が近くの席に座っていたのであいさつしたのだ。
「荻野忠寛」と言う名前を見て「あ、私の隣家は荻野貴司選手の親友の家で、荻野選手が学生時代からよく来ていたんですよ」と訳の分からない挨拶をした。こういう商売をしていながら、元プロ野球選手に突然出会うと、取り乱してしまうのだ。

荻野忠寛投手は桜美林高校、神奈川大から日立製作所を経て大学、社会人ドラフト4巡目でロッテに入団。小柄だが、切れの良い変化球を武器に入団2年で116試合に登板して6勝8敗31セーブ21ホールドを上げる。華々しい活躍だった。

しかし3年目以降は故障がちとなり、登板機会が減って2014年オフに戦力外となる。
その後はトライアウトに挑戦しながらも古巣の日立製作所でプレーした。

荻野さんからもらった名刺には「武雄ボーイズGM」とあった。佐賀県武雄市の少年硬式野球チームで少年たちを指導しているのだ。また、野球指導者として要請があれば、指導に赴くという。
昨年2月には日本学生野球協会より学生野球資格回復の適性認定を受けている。

今朝、荻野さんは高校野球開幕に向けて、こんなブログを書いた。

高校野球の次のステップ。

見事な文章にも驚くが、それ以上に、今の高校野球が抱える問題点をここまで的確に、正しくとらえていることに感動さえ覚えた。

選手は、「壊れてもいいから投げたい」と言うかもしれません。
それを止めるのが指導者であり、周りの大人です。

「プレイヤーズファーストだから、選手が甲子園でやりたいと言ったら仕方がない」という高野連幹部の見識と比較して、ため息が出る。

荻野忠寛さんは36歳。プロでの実績もある、こんな素晴らしい指導者が出てきているのだ。他にも、若くて有能で、物事の本質がわかった野球人は次々と出てきている。

日本の野球界は捨てたものではないと思う。ぜひ話を聞きに行こうと思う。

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