バドミントンの世界選手権男子シングルスで桃田賢斗が金メダルを取った。日本人初の快挙だ。ふつうであれば、メディアは喧伝するはずだが、なぜかハーフトーンである。
これは当然だろう。2年前に桃田は先輩の田児賢一とともに、裏カジノで賭博行為をしていたことが明らかになって、バドミントン界を追放になった。
常習性が高かった田児は除名処分となり、日本でバドミントンをすることはできなくなった。海外のリーグを転戦していたが、今は活動していない。
桃田は無期限の試合出場停止処分となったが、日本バドミントン協会が2017年5月15日付で処分解除を承認した。
再びNTT東日本所属となった桃田はその後、圧倒的なプレーを見せ、圧勝で世界選手権を勝ち上がった。
バドミントン界の事情はよく知らないが、桃田は日本バドミントン史上屈指、あるいは最強の選手なのだろう。

しかし無期限停止処分がわずか1年で解除となり、2年目には日本のエースに復帰したのには釈然としないものを感じる。

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違法賭博を行ったという行為は、それだけで永久追放されてもおかしくない。スポーツに対する裏切りであり、許されるものではない。

恐らくは、バドミントン協会が、2020年東京五輪に向けて桃田の力が何としても必要だったのだろう。五輪でメダルをとれば、補助金も増えるし、競技のステイタスも上がる。そういう思惑があったのだろう。

要するに桃田は抜群に強い。変わりがいないほど強いから、違法行為をしてもすぐに許されたということだろう。

もちろん、桃田自身は相当苦しんだだろうし、立ち直るために大きな努力をしたのは間違いない。しかし一方で永久追放になった仲間がいる中で、この安直な復帰には疑問を感じざるを得ない。

桃田は今後、メディアへの露出が増えるだろうが、その場で、自分の口から「違法賭博と言う取り返しのつかないことをした」ことを話し、何度でも謝罪すべきだ。そしてバドミントン界、スポーツ界の反社会行為の撲滅に積極的に動くべきだ。
「自分は悪くなかった」「実力で今の地位まで這い上がった」みたいな勘違い発言はしないでほしいものだ。

そういえば、巨人の野球賭博4人衆のうち、1人だけ首がつながった高木京介も今季から支配下登録された。まだ活躍していないが、メディアに露出するときは自分から「賭博はダメ」であることを明言してほしい。

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穴吹義雄、チーム別&投手別&球場別本塁打数|本塁打大全

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