昨日は、東京で行われた「野球離れ」を考えるワークショップで話をした。少し前まで私は「ワークショップ」というのは職安のことか知らんと思っていたが、要するに聴衆も議論に参加するタイプのセミナーということだ。

ここで私は「野球離れ」の問題点について話をした。

すでに「野球離れ」は、野球界では深刻な問題として共有されているが、一方で世間では、危機感を持って受け止められていない。
それは「甲子園」とか「プロ野球」とか「大繁盛」であるかのように思われている興行、イベントがあるからだ。
一方で少年野球、地域の野球などは衰退の一途をたどっている。
その図式を、こんなふうに表現した。これに似た図を以前にブログで紹介したと思うが。

MarketModel


このフローは競技者とファン層を同時に表現している。

競技者でいえば、ライトユーザー層はどんどん減っている。また「テレビで野球を見る」程度のライトなファンも減っている。
一方で、甲子園、大学、プロを目指すヘビーな競技者は増えている。ファン層で言っても、年に何度も球場に足を運ぶヘビーなファンはますます過熱している。

そしてライトな競技者、ライトなファンと、ヘビーな競技者、ファンとの間に遊離が起こっている。

AKBの総選挙のことを、あるメンバーが「近所の誰も話題にしていない」と言ったが、同様に、ヘビーな競技者はファンはかんかんになって野球のことを考えているが、そうでない人は全く関心がないという状況になっている。

それでもヘビーユーザーが元気なうちは、収益は上がるし、競技者も入守されるだろうが、ライトなファン層、競技者がいなくなると、ヘビーユーザーの「水源」がなくなる。

そうなると確実に、将来野球は衰退するだろう、という話をした。


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