新井貴浩、村田修一、杉内俊哉、ゴメス後藤武敏、加賀繁、脇谷亮太、石井裕也、大隣憲司、岡田幸文らに続いて松井稼頭央、根元俊一、小谷野栄一、金澤岳、さらに岩瀬仁紀、荒木雅博、浅尾拓也、今年は名のある選手の引退が早々に発表されている。
当サイトとしてはいつも通り、キャリアSTATSを更新し、一人一人について論評したいと思う。これらの選手は全員、生で試合を見たり、キャンプで練習風景を見たりしている。数字にも愛着があるし、寂しいとは思うが、同時に、キャリアSTATSがここで完結し、彼ら一人一人が野球史の1ページになることは、それはそれで喜ばしいようにも思う。
キャリアSTATSは数字で語る「野球人生のドラマ」だ。それぞれの選手の個性が浮かび上がってくる。

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ではあるが、今年はなぜこのタイミングでここまで大物選手が続々と引退発表をするのか。
まだ公式戦はたくさん残っているのに。

恐らく「公式戦がたくさん残っている」のがミソだろう。球団としては、これら知名度のある選手の引退を「引退試合」という形で興行に結び付けたいのだろう。

昨日広島の優勝が決まったが、パも西武にマジックが灯っている。パ・リーグは3強3弱がほぼ固まり、下位チームは消化試合に入っている。
観客動員が見込めない消化試合を飾り立てるために「消化試合」をしようとしているのだろう。

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中日は恐らく、岩瀬仁紀の前人未到の「1000試合登板」を「引退の花道」にする気ではないか。
岩瀬は今季、45試合33.2回を投げて2勝2セーブ9ホールド、防御率4.81、好成績とは言えないが、何とか一軍レベルの成績を残した。1000試合は「無理やり作った」というものではない。
しかし、その試合をショーアップするのだとすれば、球団の思惑はあざといというべきではないか。

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NPBは、2017年から引退試合を行う選手は1試合に限り28人の出場選手登録の枠を超えて登録することが可能となる特例措置を行っている。こういう動きを奨励しているのだ。

「引退試合」は、「花相撲」だ。真剣勝負ではなく引退する選手に対戦相手が忖度をして花を持たせる。それを麗しいという人もいるが、所詮は茶番だ。

MLBでの岩隈久志の退団が決まったが、彼は始球式でマリナーズファンに別れを告げる。MLBはその部分のけじめは心得ている。

毎年同じ話ばかりするが、こういうものを公式戦に組み入れて、何とも思わないプロ野球界、そしてメディアに、今更ながら呆れる思いである。


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