「二刀流」も前代未聞ではあったが、「二刀流」でのトミー・ジョン手術も前代未聞だった。

スポニチ
エンゼルス・大谷翔平投手(24)が1日(日本時間2日)、ロサンゼルス市内の「カーラン・ジョーブ・クリニック」で右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。


まあ、この手術が失敗に終わることはあまり考えられない。ただ、通常のプログラムであれば投手としては15ヶ月間は復帰できない。
早くて2020年のキャンプの終盤で投げ始め、開幕後に復帰ということになる。

ただ打者としてはどうなるのか?同じくスポニチではこういう見方を紹介している。

同手術は通常、投手での復帰には12~16カ月を要する。DHならば、送球プログラムのリハビリが省かれ「4カ月半~半年の間に本格復帰できる」とする医師の見解もあるが、大谷の全治について同GMは「今すぐ判断することは難しい」と話すにとどめた。エ軍の来年の開幕戦は3月28日(日本時間29日)だが、「打者・大谷」としては間に合う計算だ。

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大谷は左打者だから右腕が力を入れる腕になる。いくら投げる動作とは別だといっても、わずか半年で手術をした右腕、右ひじを存分に振り回すことができるのか、かなり疑問だ。下手をすれば、バッティングも変調をきたす可能性はあろう。

野手でのトミー・ジョン手術も何人もが経験しているが、同じアジア人の秋信守の場合、2007年9月に手術をして翌年6月に復帰している。これで9ヶ月。高須洋介は1999年に手術を受けたが復帰まで1年かかった。

やはり早くても来年後半と見るべきではないか。ただ野手の場合、手術後は守備力はかなり落ちることが多いようだ。大谷の打撃も、以前とまったく同じかどうかはわからないだろう。
そして、投手としてより一足早く打者として復活することが、投手大谷の右ひじにどんな影響を及ぼすかも想像がつかない。

いずれにしてももう、手術は終わった。大谷は最後の安打を打った翌日の午前中には手術をした。球団がいかに早く受けさせたかったかがわかる。

まだ24歳の大谷は、トミー・ジョン手術を受けた他の日本人MLB選手よりも復活する可能性は高そうだ。無理をせずにたっぷりと休養してほしい。
その間も、MLBの打者、投手の研究はできるはずだ。クレバーな大谷は、頭の中だけで自分の野球を進化させることができるのではないか。

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