今年の阪神がそれほどひどいチームだという印象はない。例年通り「だめなチーム」ではあったが、特にひどかったわけではない。
ただ日程が無茶苦茶になり、恐ろしいしわ寄せを食らっている。阪神は12回目の最下位だ。平成になってからは9回目。

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最下位の年を見ていこう

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阪神はセ・リーグでは最も遅く最下位を経験した。巨人は長嶋監督の1年目の1975年に最下位になった。ちなみにNPBで最も遅い初最下位は楽天を除けば、1983年のロッテだ。

最初の最下位は、第一次吉田義男監督が退任した1978年のことだ。「仏のくまさん」こと後藤次男はダイナマイト打線の一員だった好打者だが、とても指導者の素質があるとは思えなかった。
このあと1985年の優勝をはさみ、1987年に吉田監督で2回目の最下位。

平成に入ると暗黒時代になる。このチームは人気に胡坐をかいて人材育成をしない。そしてファンは人気者が出ると贔屓の引き倒しをしてつぶしてしまう。
人気チームならではの問題を抱えていた。「客が入って年俸を上げずに済むから優勝せんほうがええ」とうそぶく幹部がいたという。

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吉田義男、村山実に加えて野村克也まで最下位の汚名を着せた。

星野仙一が球団に掛け合って金本知憲を獲得するなど大型補強をして2003年に優勝。2005年にも優勝するが、以後はまただらだら。

球団の経営者に確たる「方針」がないために、獲得した選手次第という「当てもん」感覚のチームになってしまっている。

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金本知憲に指揮官としての資質がないのは、すでに明らかだ。球団としては首を切りたいのだろうが、3年契約を結んでしまっている。金本が「うん」と言わない限りやめさえることはできないのだろう。来年は針の筵での采配になる。

新しい「選手育成」の流れが他球団で続々でてきているが、阪神は相変わらずの迷走を続け、大阪の野球ファンににぎやかな話題を提供するのだろう。

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