ドラフト会議が近いし、ドラフト指名選手はどの球団に行けば「十分にチャンスが与えられてお金も稼がせてもらえるか」をランク付けしてみた。

縦軸は年俸総額、12球団がその順番で並んでいる。
横軸は育成力。これは主観である。右に行くほど育成力が高い。

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ソフトバンクの年俸総額はロッテのほぼ3倍の63億。選手の大部分は自前であり、育成力は高い。しかし、このところ選手の高齢化が進み、新陳代謝が進んでいない。

年俸2位の巨人は、育成力がないチームの代表格だったが今年は岡本和真がブレークしたのでこの位置とした。

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年俸3位の阪神は、自前の主力選手はほとんど育っていない。12球団で育成力は最低だろう。

年俸4位はオリックスだ。これだけ金を使って、12球団で唯一CSファイナルまで進出したことがない。これで59歳の新監督を内部昇格させ、首脳陣を一新しないのだからやる気がないと断じていいだろう。ただ吉田正尚と山本が出たのでこの位置。

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年俸5位の西武は、多和田、山川の富士大勢、源田など生え抜き選手で日の出の勢い。

年俸6位のヤクルトは山田哲人以降にいい選手が出ていない。もう一息か。

年俸7位の楽天もちょぼちょぼ。オコエが伸び悩み、田中和基がブレークしそうだ。

年俸8位の広島こそは、最も育成力があると言ってよいだろう。今季はタナキクマル、鈴木誠也に次いで野間が規定打席に。西川もいる。

年俸9位のDeNAも、乏しい中でやりくりをしている。自慢の左腕投手陣に東が加わった。乙坂あたりに期待すべきか。

年俸10位の日本ハムは広島と双璧だ。近藤健介に続き、横尾、清宮が伸びしろになっている。

年俸11位の中日は、今季高橋周平と福田永将が規定打席に達したが、ぱっとしなかった。京田は出たが、目覚ましい活躍の選手がいない。

年俸12位のロッテは井上晴哉のブレークは評価したいが、福浦の現役続行が決まるなど、ベテラン重視の傾向が見える。

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アマ選手はできれば右上のゾーンのチームにドラフトで指名されるべきだと思う。