最近の阪神の外国人打者の中では、一番雰囲気があったのだが自由契約になった。

ドミニカ共和国出身。ロッキーズ傘下で育ってきた。

キャリアSTATS

W-Rosario


もともとは捕手で、キャッチングに定評があった。
長打力もあり「打てる捕手」としてMLBに昇格。
ロッキーズは超「打高投低」のチームなので、打撃成績にはやや疑問の残る部分もあった。

MLBの成績は、447試合で71本塁打、打率.273だったが
ホームは232試合で40本塁打、打率.309
アウェイは215試合で31本塁打、打率.235
だった。
またKBOでの成績は、NPBでの活躍を占う重要なカギになるが、素晴らしいものだった。

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捕手出身ということもあり、頭脳も明晰だとみられた。また打撃技術も確かだった。
春季キャンプでの評判も上々だったが、ふたを開けてみると鳴かず飛ばず。

NPBの投手の配球が読めなかったということのようだ。

また、プレッシャーにも弱かった。金本監督はもともと「外人嫌い」の傾向があり、厳しい評価だったようだ。

ファームでは81打数25安打5本塁打17打点、打率.309だった。

しかし、こういう従順でまじめな選手は使いようで力を発揮する。NPBに慣れた2年目に開花する可能性も十分あるだろう。

どこか他のチームが声をかけないだろうか。値引きも可能なようだし。

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