一般的な意味でのQS(先発で6回以上投げて自責点3)を挙げた選手の顔ぶれをチーム別に見ていこう。
まずはパ・リーグ
各球団のQSを上げた選手の一覧

QS-PL


注目すべきはQS数と勝利数。ほとんどの投手はQS数の方が勝利数よりも多い。
好投しても勝利に結びつかないことがままあるということだが、西武の多和田は勝利数の方がQS数よりも多い。
つまりQSを満たしていないのに勝利を拾った試合があったということだ。最多勝だが、打線の援護に助けられた試合が多かったのだ。あまり評価できない。

ソフトバンクの先発陣はエースと言える投手はなし。チームQS数65はリーグ最低。投手陣のやりくりで買ってきたということになる。

パ・リーグでQS最多は日本ハムの上沢とマルティネス。しかし日ハムはこの2人以外の先発が頼りなくて、勝ち星が伸びなかった。

ロッテの涌井とボルシンガーは、QS数では涌井が上だが7勝、ボルシンガーは倍近い13勝、打線援護で明暗がはっきり分かれている。

楽天は岸、則本が併せて29QSながら最下位。このチームの問題は救援投手と打線だ。


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