昭和7年2月生まれ。金田正一よりも2学年、野村克也、長嶋茂雄よりも4学年もうえの廣岡達朗は、相変わらずかまびすしい。

CSについては
「勝率4割台のチームが日本シリーズに出るような制度は間違っている」
高橋由伸巨人前監督については
「私のアドバイスを全然聞かなかった」
第三次原辰徳巨人のコーチ陣については
「野球の勉強もせずテレビに出ている芸能人を揃えるばかり」
阿部慎之助の捕手復帰は
「そのこと自身はいいが2億円は高すぎる」

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いちいちぐじぐじと文句をつけている。
いわゆる球界のご意見番には金田正一、野村克也、張本勲などもいるが、この3人は「どうせ昭和野球のわしらの言うことなんか聞く耳持たないだろうが」という諦念のようなものが感じられる。実際に今の野球は全然知らないし、勉強もしていない。

そもそも両翼90m中堅110mの昭和のグラウンドで行われていたプロ野球と、両翼100m中堅120mの平成のプロ野球ではスケールが違う。
しかも平成になってから野茂英雄、イチローを皮切りにMLBにたくさん選手が行った。日進月歩で進化、変化するMLBの野球とはどんなものかを、今のNPBの選手や指導者は知っている。
昭和のご意見番=文句たれ爺の言うことは「敬して遠ざける」のが基本だ。だからお年寄りの野球ファン向けのスピーカーになっている。

しかし広岡は平成の時代になって千葉ロッテのGMを務めていた。野球界の変化をマネジメントのレベルで知っていた。また西武時代には「管理野球」で一時代を築いた。
だから、かもしれないがいまだに本気で野球界に口出しをしているような口吻を感じる。

もともと楽しい人ではない。選手をストイックに管理し、自分の言うことを聞く選手だけを重用した。そして自分の失敗は語ろうとはしない。
他のご意見番の意見が「戯言」「冗談」ですむのに対し、廣岡の意見はなまじ舌鋒鋭いだけに、洒落にならない感じがする。選手の領域を超えたマネジメントレベルでの発言も多いし、異質である。

86歳はひょっとすると、いまだに「俺にやらせりゃもっとうまくやるのに」と思っているのではないか。指導者とし満ち足りない部分があって、まだ何かやりたいと思っているのではないか。


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