阪神の編成は、巨人よりもはるかに優秀だと思う。FAでの選手獲得や、外国人の補強でも12球団屈指の実績を上げてきた。

しかしながら、ここ3年は現場の采配がダメだった。金本知憲という監督は、自分の思い通りにならないとすぐにちゃぶ台をひっくり返して別のことをする。自分に根がないのに選手に根性を求めるという感じだ。

2017年と2018年の比較 ベージュは移籍 ブルーは新加入。10打数以上の打者。2018年最下段の%は、安打数、本塁打数、打点、打率の昨対。

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NPBは、全体として打高投低が進んだが、そんな中で阪神は本塁打が激減した。

梅野、福留、糸井を除く野手の顔ぶれが入れ代わった。さして理由もなくという感じだ。

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少し打撃成績が悪いと、すぐに引っ込めてしまう。その繰り返しなので、選手は委縮する。

大和がFAで出ていったのも、ここにいては、年俸が上がらないと思ったからだろう。

一昨年の新人王高山も、昨年20本の中谷も尻すぼみ。信用していたのは福留、糸井のベテランだけという感じだった。

ロサリオの不振は本人の不出来も大きいが、辛抱をして使えば、芽が出る可能性もあったのではないかと思う。

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金本監督は、圧力をかければ選手は働くと思っていたのだろう。そういう体質が嫌われ、FAの移籍先にも選ばれていない。

矢野新監督の阪神は、しばらく育成に専念してはどうかと思う。


2018年宮西尚生、全登板成績【最優秀中継ぎ投手タイトルにホールド新記録】

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