朝日新聞
プロ野球広島からフリーエージェント(FA)宣言した丸佳浩外野手(29)が30日、巨人へ移籍する意思を表明した。マツダスタジアムで報道陣の取材に応じ、「環境を変えて一からチャレンジしたいという思いが強かった」と話した。
およそ考えられる選択肢で、一番つまらない結果だと言ってよいだろう。

昨日の夜中、氏原英明さんと飲んでいて「ロッテに行く線もあるんじゃないか、そうなれば何かが変わる」と話していたのだが、そうはならなかった。

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広島残留でも、FAの既定路線を崩したという点で革命的だったのだが。聞くところによれば、丸は金銭以外の残留の条件をいくつか出していたと言われる。しかし広島側はそれを呑まなかったために丸は移籍を決めたという。
昔からこのチームのFA移籍には、こうしたごたごたがついて回る。

千葉ロッテに行っていたら、マリーンズファンは沸きに沸いただろう。セ・リーグで最もチケットがとりにくい超人気球団から、パでも下から数えたほうが早い観客動員の地方球団に。千葉県出身でもあるし、福浦和也の後継者のようにもてはやされただろう。監督という条件は空手形であまり意味はなかったと思うが。

巨人を選択した理由はただただ「金」だろう。巨人が5年35~40億、ロッテ6年30億、広島はそれ以下だと言われる。

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巨人は三顧の礼で丸を迎えるだろうが、来年優勝しなければ、そしてたまたま丸の成績が下落すれば、すぐにたたかれるだろう。
彼は今季130四球をとったように、素晴らしい選球眼の持ち主だ。MLBでいえばマイク・トラウトやジョーイ・ボットみたいな選手だが、昭和の時代から来た原辰徳大監督は、丸が不振に陥れば「積極性がない」とか言いそうだ。

3年もたてば巨人は飽きてしまって、新しいおもちゃがほしくなる。そうなると丸は右の強打者と「2プラトン」みたいなことになるかもしれない。
江藤智や村田修一に訪れた運命が、丸佳浩にも待っているかもしれない。

広島はただでさえも下り坂だ。ピタゴラス勝率で見れば、今季の巨人と広島はほとんど差はなかったのだ。
丸の加入で、巨人は広島を上回る戦力を得たと言える。下手を打たなければ、来季優勝の芽は出た。
しかし金で横面を張る優勝は、何も面白くない。


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