京セラドーム周辺の球団の看板で、最も露出が多いのは打のT-岡田と投の金子千尋だ。そのチームの顔の一人の退団が決まった。

2017年と2018年の比較 ベージュは移籍 ブルーは新加入。2018年最下段の%は、奪三振数、防御率の昨対。

OB-P


5億円投手になってから、金子は4年で30勝に終わった。芸術的だった投球術はさび付いた感がある。
多くの大型契約をした選手が歩む「その後」ではあるが、ここからしんどい道が待っている。

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おまけに今年唯一の二けた勝利を挙げた西もFAで移籍しそうだ。これも誠に悩ましい。

残った投手ではアルバースと田嶋、ディクソン、山岡に頼らざるを得ないが、厳しい限りだろう。

救援陣はまだしも救いがある。日本ハムからFAで移籍した増井は、日ハム時代そのままの精度の高い投球を見せた。
これに若い山本、吉田一というセットアッパー陣は他球団にそん色はない。

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ただ今季限りで引退した佐藤達也のように、結果的に「使い捨て」同然になる投手が多いのもオリックスの苦しいところだ。

先発の柱が立たない限り、優秀な救援陣は宝の持ち腐れになるだろう。

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2018年東克樹、全登板成績【チームトップの11勝、ダントツの新人王】

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