昨日も松井は4タコだった。この10試合で松井秀喜が打った安打は2本。打点は0。一体どうしたのだ。松井秀喜の2011年はもう終わってしまったのか?
hidekimatsui-20110925





今季は夏場に大活躍したために、何となく良いシーズンのような印象があるが、NPB,MLB通算で最低の成績に終わりそうである。
MLBのブラピことオークランド・アスレチックス=OAKのビリー・ビーンGMは、メディアに対して松井を評価しているようなコメントをしている、特に日本人記者はそういうコメントを引っ張りたがるが、私は松井秀喜の来季は、決して安泰ではないと思っている。
7月は.369、OPS1.009と素晴らしかったが、8月は.271、OPS.668、9月に至っては.200、OPS.619なのだ。7月以外の月は、松井は中軸打者として失格だった。松井の実力を見極めるときに、ビリー・ビーンはどの数字を信用するだろうか。
まさか、松井秀喜が手を抜いているとは思わないが、相も変わらず「For the team」で自分の記録は後回しなのではないか。
今、必要なのは「数字」だ。すでにOAKのペナントレースは終わったようなものだが、松井秀喜のシーズンは終わっていない。あと5試合、必死に数字を積み上げてほしい。
帳尻合わせは見苦しいという見方もあろうが、松井の今季の評価はまだ定まっていない。最後の最後まで、評価をあげるために尽力してほしい。
記憶に新しいのは松井のニューヨーク・ヤンキース=NYYの最終年である2009年。A-RODことアレックス・ロドリゲスはDL入りしたこともあり、9月末の時点では28本塁打93打点、松井秀喜の28本塁打90打点とほぼ同じ数字だった。しかし、A-RODは10月4日のシーズン最終戦で2本塁打7打点を積み上げ、30本100打点の大台に乗せてシーズンを終えた。松井と同レベルではプライドが許さないと思ったのかどうかはわからないが、この踏ん張りを見習うべきだ。
帳尻合わせは、実力がなければできない。5試合あれば打率1分、本塁打5、打点10は積み上げが可能だ。最後の最後に、凄い打者であることを見せつけてほしい。

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