台湾からの帰りの飛行機で、週刊文春を読んでいた。井口資仁の生々しい背徳の記事が載っていた。

単純な話だ。糟糠の妻と娘を捨てて、ミス沖縄のお姉ちゃんと再婚したということだ。ただ痛々しいのは離婚の事実を世間に知らせたくないために、井口の引退試合に前妻と娘を呼び寄せていたことだ。
ちょっと常人では考えられない神経だろう。

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糟糠の妻を捨てたといえば、糸井重里を思い出す。この人も無名時代からの妻と分かれ、樋口可南子と結婚したのだった。
確か大魔神佐々木主浩も、そういう形で前妻を捨てて、タレントの女の子と再婚している。

世間は騒いでいる。批判している。ロッテファンの中には「井口は悪くない」みたいなことを言っている人もいるが、そりゃ悪いでしょう。

ただし、異常なことかと言われればそうとまでは言えない。世間には不倫で結婚を破綻させる人はたくさんいる。中には妻子に経済的な補償もせずに捨ててしまうろくでなしだっている。井口はお金持ちだろうから、妻子に不自由な目はさせないだろう。その部分はまだましだ。

プロ野球選手の中にも、野球で成功しても、家庭を破綻させる人はたくさんいるのだ。金をもって目がくらんだということでもあろうし、そういう育ちだったのかもしれない。珍しい話ではない。

ロッテ球団も「プライバシーにかかわること」と不問に付すだろうし、世間も大事にはしないだろう。

ただし、私はそういう人とはお知り合いになりたくない。偉そうなことを言っても、一度は好きになって、一生大切にしようと思った人を、おのれの欲のために捨てたのだから。しかも子供まで裏切ったのだ。インタビューとかで、もっともらしい話はしてほしくないとは思う。


東京球場・シーズン最多本塁打打者/1962~1972

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