松坂大輔と立場が逆転したような和田毅である。

日刊
ソフトバンク和田毅投手(37)が18日、ヤフオクドーム内で契約更改交渉を行い、4億円から野球協約の減額制限(年俸1億円超は40%以内)を大幅に超える3億円ダウンの年俸1億円プラス出来高でサインした。(中略)
「だいぶ下がりましたね。今年1年何もしていないのに、球団からは戦力として計算していただいている。契約してもらった。決して安い額ではない。期待していただいていると受け取って、やるしかない」。現在、肩は回復しており、ブルペンで立ち投げを行っている。1月は長崎で自主トレを行う予定。(金額は推定)


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キャリアSTATS

Wada


大卒松坂世代の代表選手だ。入団から5年連続の二けた勝利。

制球は並みだが、球の出所が見えにくく、手元で伸びる速球とスライダー、それに左腕では珍しいフォークも一時期は売りだった。

2012年にMLBに挑戦したが、この年にトミー・ジョン手術を受けたこともあり、アメリカでは十分に実力を発揮できなかった。
万全の体調であれば、活躍が期待できたと思う。

松坂の1年遅れでソフトバンクに復帰。3年12億の契約も同じだったが、松坂とは異なり復帰1年目で最多勝。
しかしそこから尻すぼみで、今季は一軍登板なし。肩の故障に泣いた。

今季は、二軍でも2試合の登板にとどまった。しかし5/19広島とのウェスタン戦では、先発して6回を投げ2被安打4奪三振、無四球。自責点0とほぼ完ぺき。

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駆け引きも巧み。制球もよく、この試合を見る限りは、十分に通用すると思った。

来季のソフトバンクは決して大戦力とは言えない。それだけに登板機会はあろう。「肩は回復しており」を信じる限り、十分期待できるのではないかと思う。


東京球場・シーズン最多本塁打打者/1962~1972

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