炭谷銀仁朗と内海哲也なら、現時点であれば普通にトレードされても全くおかしくない。巨人は、また不思議な商売をしている。
サンケイ
プロ野球巨人は20日、フリーエージェント(FA)権を行使して西武から巨人に加入した炭谷銀仁朗捕手(31)の人的補償として、内海哲也投手(36)が西武に移籍すると発表した。この日、西武から内海を獲得すると連絡があった。

内海のキャリアSTATS

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この投手の祖父は、川上哲治と同期で巨人に入団した内野手内海五十雄だ。その縁もあって、巨人にしか行かないと明言し、2000年にはオリックスから1位指名されたが入団せず、社会人を経て巨人に1位指名された。
長野久義や澤村拓一、菅野智之とともに「プロ野球ではなく、巨人を選んだ子」だった。それでもプロテクトを外れれば、こういう境遇になる。

西武は、今季正捕手から外れた炭谷を出して、まだ使えそうな左腕投手を得た。オリックスから日ハムに移籍が決まった金子千尋とともに「昔の名前で出ています」だが、今季は明らかに復調傾向にあった。完封さえ記録したのだ。

西武は、菊池雄星を失ったが、けっこうな人的補償をしてもらった。

内海も元木のように「巨人を離れたくない」とは言わなかった。結構面白いのではないだろうか。

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東京球場・シーズン最多本塁打打者/1962~1972

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