（この本、私も少し書いているが、非常に面白いのでお勧め）

なかなか貴重な映像もあった。この手の番組としては丁寧な作りだったのではないか。長い長い番組だがついつい最後まで見た。



1万人が投票したということだが、テレビ朝日公式サイトには「野球ファンのみならず、プロ野球OB、現役監督、コーチ、現役スター選手らにもアンケートを実施！」ともある。
彼らも1票とカウントしたのか、それともたくさんポイントを与えたのか。
上位のポイントは何万ポイントとかになっていたので、おそらく複数回答で、上位には多くのポイントを付与できる仕組みだったのだろう。

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30傑は以下の通り

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一般ファンへのインタビューシーンが流れたが、野球殿堂博物館とか、東京ドーム周辺が多かったように思う。
また、比較的年齢層が高かったようにも思う。

だからレジェンドと言われる選手も結構入っている。澤村栄治を生で見た人は、もう90歳以上のはずだ。川上哲治をオンタイムで見た人も70歳を超えている。金田正一や吉田義男、野村克也でも50代以上でなければ知らないだろう。ONで辛うじて40代か。
耳学問でそういう選手も入ったのは、伝統への敬意がうかがえてそれはそれでよかった。
引退した選手と言うことで、イチロー、ダルビッシュ有、田中将大、大谷翔平らが候補にいなかったのも良かったのだろう。

ただメディアに露出しない大選手がほとんど落ちてしまった。勝利数2位の米田哲也や42勝のスタルヒン、小山正明、鈴木啓示、本塁打3位の門田博光、それに山本浩二もいなかった。

監督の1位は野村克也になっていたが、お師匠さんの鶴岡一人の名前がなかったのは寂しい。それに水原茂も。

こういう選挙物は最近はやりだが、どう選んでみても不満が残る。仕方がない。

ただ、テレ朝は何回かこういうのをやっているうちにバランスが取れてきたとは思う。
野球人気は、まだ捨てたものではないのだ。プロレスでもこういう番組があったが、サッカーはどうなのだろう。

選手の映像に被せで実況中継風のナレーションを入れていたが、尊敬するもとNHKの島村俊治アナもいたのではないか。昭和の香りのする格調高い声が聞けて幸せだった。

またお話を聞かないといけない。


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