新潟県高野連の「球数制限」導入は、日本高野連にとっても衝撃的なニュースだったようだ。

Number Webでは鷲田康さんが記事にした。

日本高野連から歓迎されなくても、新潟県が球数制限を導入した重み。

いつも出てくる高野連の竹中事務局長は日刊スポーツによれば
「初耳です。新潟県高野連が思い切ってやるということでしょうが、想定外でした。春の大会は各県の高野連に裁量が任されているので。日本高野連としても、タイブレークを導入して、次は球数や回数制限について、今後議論が必要だと思っています」
と語ったという。

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高野連はボクシング連盟やアメフトのように「ボス猿が仕切る」組織ではない。会長の八田正氏は同志社の総長で、お飾り同然だ。現場を仕切る竹中事務局長も「調整役」であり、豪腕をふるうわけではない。
ただ地域には、元高校野球の「名将」を中心に、「昭和の高校野球」を賛美する老人がいる。
また高校野球を生徒募集に利用する有力私学の声も大きい。

そういう既存の権力者がいる地域では「球数制限」など実現するはずもない。
新潟県は、「野球は大好きだが弱い」国柄であり、「高校野球閥」みたいな勢力がいなかったから、こういう英断ができたのだろう。
その背景に、プロ、アマの壁を超えて「野球改革」を推進するグループの存在がある。私もその端っこにいるが、実力も地位もある野球人が、この動きを陰ながらリードしている。

しかし、「球数制限」は、すぐに成果が上がるような改革ではない。球数制限をするチームとしないチームが戦えば、実力が互角であれば、球数制限をしているチームが負けるのだ。
「勝利至上主義」を超克しなければ、この制度は定着しない。

今後、「壁」がどれだけ崩れていくのだろうか?メディアは日和見をしながら報道し続けるだろが、世論がこれを後押しするように、どんどん情報発信しなければならない。

残念ながら、私は年内の締めきりに間に合わず、新潟県高野連の記事を年明けに上げることになったが、この改革が、高野連への「頂門の一針」となって、壁が崩れることに、私も微力ながら協力したいと思う。


広島総合・広島市民・マツダS・シーズン最多本塁打打者/1950~1986、2007~2018

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