兵力の分散投下は、敗北につながると毎年言っているのだが、来季の巨人はすでに10人の外国人を抱えている。

NPBの外国人枠は、一軍の試合出場が最大4人、ただし野手、投手ともに最大3人と決まっている。

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来季は、超大物の丸佳浩がやってくる。
ポジションが重なるゲレーロは、2年契約ということで名前が残っているが、陽岱鋼ともども、出場機会は限られているだろう。
巨人は昔、使う気もないのにライバルチームの主力を引き抜いたことがあったが、中日で2017年に本塁打王を取ったゲレーロも、中日の戦力をそぐためだけに獲得したのではないか。

マルティネス、ビヤヌエバは内野のポジション争いに参加するだろう。

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実績だけで言えば、さして衰えていなかったマギーが正解なのかもしれない。彼を戦力外にしたのは、村田修一を切ったのと同様「もっといい何か」をほしくなったからだろう。

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投手陣は、ヤングマン、メルセデスが先発、マシソン、アダメス、クックが救援だが、一昨年、クローザーのカミネロが使えなくなってマシソンを使ったように、外国人枠の兼ね合いで、窮屈な起用になるのではないか。

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来年は絶対に優勝しなければいけないようだが、だからと言って在庫をたくさん増やしても優勝に近づくわけではない。

育成の2人は普通で考えれば望みはないはずだが、昨年のように外国人選手が投打ともに不振になり、登録、即一軍となる可能性もある。

毎年の通り、悩ましい巨人の「外国人村」である。


広島総合・広島市民・マツダS・シーズン最多本塁打打者/1950~1986、2007~2018

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