昨日の「ぐんま野球フェスタ2019」の帰路、高崎まで高校野球関係者の方の車に便乗した。有名な高校野球指導者と、ライター仲間が一緒だった。

車中では「球数制限」の話をした。球数制限をすれば「待球作戦」が横行するのではないかという懸念について、「相手をリスペクトする」という「マナー」がチーム、指導者に備わっていればいいという話になったが、なかなかそれは難しいという議論になった。
「球数制限」そのものも、指導者が「選手を守る」という認識があれば、本来ルールがなくても実現は可能なわけだ。しかし実際にはそうはいかない。周囲から異論が続出することが予想されるからだ。

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先日の「箱根駅伝」で、ねん挫した大東文化大の第一走者新井康平は、たすきをつなぐために足を引きずって持ち場を完走したが、復帰まで半年という重傷だった。やはり奈良監督は、即座に棄権を申し出るべきだったのだ。
「でも、あの場で監督の判断で棄権させるのは実際には無理だっただろうね。やっぱりルールにしないと」と高校野球指導者は語った。
「プレイヤーズ・ファースト」は、多くのスポーツ関係者の間では常識になっているが、一部の指導者はそう思っていない。また一般のファンやメディアにもその認識がない人が結構いる。
棄権させれば「母校の名誉がかかっているのに」「本人も走りたかっただろう」というような意見が続出し、監督は弁明に追われることになっただろう。

世の中には「勝利至上主義」が横行しているのだ。「根性論」が大好きな人もたくさんいる。彼らを説得して回るのは、大変な話だ。
いささか強引であっても、こうした声を封じて選手の安全を守り、スポーツ本来の姿を取り戻すためには、ルール化し、厳格な規制を設けるしかないのだ。
「球数制限」も、指導者の良心に委ねるのではなく、ルール化することが重要なのだ。

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広島総合・広島市民・マツダS・シーズン最多本塁打打者/1950~1986、2007~2018

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