巨人OBが、内海、長野の移籍について文句を言っているが、なかなか微妙だ。

笠原将生 J-Cast
2019年1月8日、インスタグラムの機能を使い「本当に巨人に必要な人材は?」とのアンケートを取った。(1)長野選手、内海選手(2)丸選手、炭谷選手の2択で、結果は928票対147票と巨人ベテラン組の圧勝だった。「そうなるわなー、見てるかフロント これがファンの素直な気持ちや」と同調。「本当に裏がありすぎ」「何が紳士たれや」と舌鋒鋭く古巣を批判。

笠原は野球賭博の主犯格であり、巨人の信用を大きく毀損した人物だ。もちろん、それでも彼に意見を言う権利はあるが、軽薄なファンの尻馬に乗って育ててもらった巨人に悪態をつくのは、彼がほんものの「やから」だということの証明に他ならない。「何が紳士たれや」って、この人物に「紳士」の意味は理解できないはずだ。

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須藤豊 ZAKZAK

「本人の意向が全く無視される選手が気の毒だ。ドラフトは入団を拒否しても翌年以降にプロ入りできるが、人的補償の移籍を拒めば事実上の現役引退。FAが選手の権利だというなら、代わりに強制的に移籍させられる選手の権利はどうなのか。選手会が12球団と話し合うべき問題だ」

NPBでもMLBでも、野球選手が自由に球団と交渉できるのはFAになるときだけだ。人的補償による移籍は、トレードと状況は実質的に変わらない。FA以外の状況で、選手が自由に移籍できるようになったら、プロ野球は崩壊する。

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廣岡達郎 The PAGE
「まったくもって巨人がやっていることは矛盾だらけだ。若手への世代交代を進めるというチーム方針があるのならば支持できる。だが、一方でクビになった36歳の中島と37歳の岩隈を獲得して、40歳を超える上原と再契約をしている。2年前に村田修一を戦力外にしたときの若手育成のチーム方針はどこへいったのか。そのための3軍制ではなかったのか。しかも、新聞報道で見る限り球団のトップのコメントもあり得ない。フロントからは“若返り”という言葉まで出ている。言っていることと、やっていることがあまりに違いすぎる」

もっともらしい話だが、おかしいと思う。中島と岩隈は「補助戦力」であり、主力としての期待はかけていない。「使えれば使える」という程度だ。上原は内容的にも「まだ使える」と判断している。
巨人は基本的には「若返り」にシフトしようとしているのであり、ベテランは「なるべく使える選手」を補助的に残そうとしている。
さらに丸という超大物を出血覚悟で獲得した。その結果として長野という「出血」をしたということだ。
小林のかませ犬に炭谷を取ったことは理解に苦しむが、内海を出したのはそれほどおかしいとは思わない。

「巨人優勝時のメンバー」「生え抜き」「スター」などという肩書は、戦力補強の上では何の意味もないだろう。

巨人は「野球は何人でするスポーツか」を知らないがごとく、ポジションが被った有名選手を何人もコレクションして悦に入っていた。そういう馬鹿がちょっと治ったという点だけでも喜ばしいと思うが。

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広島総合・広島市民・マツダS・シーズン最多本塁打打者/1950~1986、2007~2018

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