私は鶴岡一人について、この人にインタビューしたいと思っているが、サッチーが死んで弱るかなと思ったが、相変わらずの毒舌で、それがますます濃厚になっている印象だ。

日刊大衆
野村克也(以下、野村):なんで原なの? 原を優秀な人材と考えているのなら、なぜ前回、クビを切ったんだ? また呼び戻すくらいなら、あのまま続けさせて長期政権にしたほうがよかったと思うね。監督として、多くのものをつかみかけていたところだったろうし。

このあたりは序の口。長期政権はMLBでは多いが、NPBでは最近はほとんどない。

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野村:「若いときの苦労は買ってでもせよ」って言うけど、原は若いときに大した苦労をしてない。いわば“おぼっちゃん監督”。それでは、苦労を重ねてきた選手の気持ちは分からないよ。その点では、原と長嶋(茂雄)はいい勝負だね(笑)。選手時代の長嶋は“天才”としか言いようがなかった。でも、長いプロ野球史の中で、野球の天才に名監督って、ほとんどいないから。

ま、これもおなじみだ。別に野村は「苦労を買った」訳ではなく、たまたまそういう境遇だっただけだが、このこともぐじぐじぐじぐじ言っている。
ただ、巨人の歴代監督を見ると、ドラフトで入団した監督は、

2002年 原 辰徳 1980年ドラフト1位
2004年 堀内恒夫 1965年ドラフト1位
2016年 高橋由伸 1997年ドラフト1位

とドラ1しかいない。それ以前の監督も、入団時からきらきらのエリートだったひとばかりだ。
中畑清や川相昌弘がなれなかったのも、ドラフト3位、4位からではないかと訝しみたくなる。

生え抜きのエリート選手でなければ監督になれないというおかしな慣例が、巨人の可能性を狭めているのは間違いない。
今、巨人にはヘッドコーチはいないが、61歳の原監督の次は、実力本位で引っ張ってくるべきだろう。例えば森脇浩司とか、小久保裕紀とか、巨人にちらっとでもかかわりのある指導者はたくさんいるだろう。

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野村:正捕手の小林? 彼は“監督の分身”なんて、とても言えない。2年前のWBCで活躍した頃は注目していたけど、シーズン中のリードを見ていると、まるでダメ。サインの1球1球に、まったく根拠がない。これじゃ話にならないよ。
小林は大学から社会人に行って、プロだろ? 先入観はいかんのだけど、大学出の名捕手って、ほとんどいない。古田(敦也/元ヤクルト)ぐらいじゃないか。


野村は気に入らない選手は徹底的にくさす。特に捕手の評価は厳しい。里崎智也を全く評価していなかったし、小林も。大卒云々というのはナンセンスだろう。
今は甲斐拓也がお気に入りのようだが、これもわからないだろう。

結局、「俺と俺の息のかかった奴以外はみんなだめだ」という、ことになるのだ。
ま、それでもいいからくっちゃべってほしいとは思う。同級生の長嶋茂雄もメディアに露出しなくなって久しいし。

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1979年藤沢公也、全登板成績【ドラフト指名5度目で入団した27歳の新人王】

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