フルカウントによれば、MLBでは思い切ったルール改定が提案される可能性があるという。

大リーグ機構(MLB)と大リーグ選手会(MLBPA)が「投手は最低3人の打者と対戦する」、「両リーグ共に指名打者制を導入」など新たなルール作りについて議論しているという。米スポーツ専門局「ESPN」など米複数メディアが報じている。

「投手は1登板で3人の打者に投げる」、「両リーグ共通で指名打者制を採用する」、「ピッチクロック(投球間の時間)は20秒」、「ロースター枠を26人に増やし、投手は最大12人まで」、「負けが込んでいる球団にはドラフトでペナルティーを与える」、「マウンドの高さ」


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ワンポイントリリーフ、アメリカ流で言えばシチュエーショナルは、左の強打者に左のサイドスローをぶつけるような起用だ。NPBでいえばソフトバンクの嘉弥真新也がその典型で、昨年は67試合に登板したが、イニング数は33回だった。
ワンポイントの起用は、プロ野球の妙味の一つではある。嘉弥真のサイドからの動く球は実に有効だ。
しかしながら、ワンポイントなど小刻みな投手起用は、試合時間が長引く原因の一つだ。点差が少ない時ならともかく、ワンサイドゲームでも小刻みな投手起用をする指揮官がいるが、確かにうんざりする話ではある。ただ3人以上になれば、左のワンポイントという「役どころ」そのものがなくなるだろう。

両リーグ共通の指名打者は、時代の趨勢としてやむを得ないかもしれない。MLBでこれが導入されれば、インターリーグでア・リーグが圧勝する事態はなくなるだろう。NPBでも同様だ。

負けが込んでいる球団にドラフトでペナルティを与えるのは「戦力均衡化」とは逆行する。ただ、昨年のマーリンズのように、無茶苦茶なファイアーセールをする球団にくぎを刺す意味があるか。

ワンポイントリリーフや両リーグ共通の指名打者は、MLBで導入されればNPBもこれに倣うだろう。
ただ負けが込んでいる球団へのペナルティは、MLBだけの措置になる。

野球人気はアメリカでも陰りが出ている。それだけに座視できないということだ。危機を前に、なかなか動こうとはしない日本球界とは対照的ではある。

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1979年藤沢公也、全登板成績【ドラフト指名5度目で入団した27歳の新人王】

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