朝日新聞
全日本軟式野球連盟は14日、京都市内で評議員会を開き、今夏の小学生の全国大会で、1日あたりの投手の投球数を70球以内とすることを決めた。また、1年間の周知期間を経た2020年度からは、すべての小学生の公式戦で球数制限が導入される。将来的には中学や女子にも広げる方針だ。
この話を全軟連の宗像豊巳専務理事から聞いたのは、1月5日の「群馬野球フェスタ2019」の席上だった。
このとき講演で、宗像さんは今年から導入したいと話した。その時点でサンケイ新聞などがあたかも決定事項のように報じたが、宗像さんは「正式に決まってから取材してほしい」とのことだった。
宗像さんには1月15日の堺ビッグボーイズのシンポジウムでもお目にかかった。この時も球数制限の必要性を強調しておられた。

全軟連は高円宮妃久子殿下を名誉総裁にいただき、佐川印刷の木下宗昭会長が会長を務めている。日本の古い組織らしく、役員の数も多い。宗像専務の熱意が、全役員を動かすかどうか、微妙な情勢だった。しかし、昨今の「球数制限」への理解の高まりを受けて、決定にこぎつけたようだ。誠に喜ばしい。

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この席上では「1日の練習は3時間以内」「1年間での試合数は100試合以内」などのガイドラインも、各チームに周知されることになった。

全軟連は、野球の各種団体の中でも、最も競技人口の減少に苦しんでいる。危機感もそれだけ強かったということだ。

私は「日本高野連が変わらないと、中学以下の野球も変わらない」と言ってきたが、宗像さんら全軟連の英断で、小学生がそれに先立って「球数制限」を導入することになった。高野連はこの日、技術委員会を開いたが「球数制限」の導入に向けて、圧力になったはずである。

最近も、軟式野球の強豪チームの監督が、選手を殴打する動画がネット上に流れて問題視されていたが、古くて無知な指導者は依然として多い。
そういう指導者を駆逐する意味でも、この英断は大きな意味がある。3月には取材しようと思う。

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