中日2軍キャンプをやっている読谷村に行くのは、2015年以来2回目である。あのときはキャリア最終年だった山本昌がゆっくり調整をしていた。
キャンプをやっている平和の森公園は、バスなどの便がない。中日1軍キャンプ地の北谷からタクシーで行く。あたりは一面のサトウキビ畑、以前は米軍の飛行場だった。


古くて小さな球場と仮設風の屋内練習場、ブルペン、運動場風のサブグラウンド。施設としてはあまり恵まれていないが、ファンが大勢押し寄せている。お目当てはもちろん背番号「7」である。
ローマ字でNeoと書いてあるのも、改めて見てみればちょっとすごい。彼は名前からして新星なのだ。
今年の中日キャンプのユニフォームの売れ行きは断トツで「7」だそうだ。去年の1位松坂大輔の「99」の倍近いという。他のキャンプ地でも「7 Neo」のユニフォームを着たファンの姿をちらほら見かけた。

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打撃練習。根尾は鋭い打球を飛ばしている。調整が遅れているのか大先輩の平田や、藤井もいる。一軍に負けない豪華さだ。

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「野球界の“あのお方”」こと和田一浩がいる。この人は毎年、いろいろなキャンプ地で見かける。本当に熱心に練習を見つめている。

打撃練習が続く中、三塁側でダッシュ、ベースランニング。こうしてみると根尾は小さい。少年野球のようだ。ものすごい選手のようには見えない。
ただ、掛け声や返事が、短くてはっきりしている。また非常に敏捷だ。

そのあとは、三塁側ファールゾーンに若手野手を並べてノック。

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ノッカーは、懐かしや立石充男、昨年まで阪神。
今年から中日のコーチになった。南海ホークスの三塁手。レギュラーにはなれなかったが、大阪球場や中百舌鳥球場で、「そりゃこい!」と大きな声を上げていた。好きな選手だった。昨年死んだ穴吹義雄が二軍監督だった時によくかわいがられていた。まさか根尾と立石がからむとは。

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戦国大名こと小笠原道大二軍監督もいる。よく日に焼けている。この人は剽軽なのだ。ときどき高田純次みたいな顔で笑って選手やコーチと絡んでいる。

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荒木雅博コーチもグラブをつけてお手本を見せる。グラブの出し方、足の踏み込み方などを説明している。

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他の野手にも話しているのだろうが、どうしても根尾のほうを向いて話してしまう。特別扱いは仕方がないところだ。

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小笠原道大、荒木雅博と名球会入りの2人の指導者に比べると、通算110安打の立石コーチはやはり見劣りがする。ノックが終わると選手はトンボを持って地面を馴らし始めた。このあたり一軍では見られない。いいことだと思う。

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一通り終わると根尾が「ありがとうございました」報道陣や客席からも拍手が起こる。今年の読谷の主役は根尾昂なのだ。

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