夕刊フジって昔は友人が記事を書いていたから時々買った。山藤章二や筒井康隆のコラムもあって、楽しかったのだが、今もまだ続いているのが驚きだ。
このタブロイド紙の江尻良文編集委員は、明確な、時として明確すぎるスタンスで書いていることで有名だ。

1.巨人が大好き。巨人さえよければそれでよし
2.ナベツネにご飯をごちそうしてもらってからナベツネ命になっている
3.長嶋茂雄が一番
4.王貞治は巨人を裏切ったから嫌い(最近ちょっと好き)
5.イチローはもっと嫌い
6.野球界野球の未来については興味がない

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スタンスがはっきりしているから、笑いが絶えない素晴らしい記事を書く。
最近、「江尻良文の快説・怪説」という連載コラムを書いている。
曰く
・丸が抜けた広島はこれからも有力選手がどんどん抜けるから、日本一のチャンスは今年だけ
・西武の秋山も海外FAを狙っているから西武は“最後のご奉公”で11年ぶり日本一か?
・巨人丸、広島長野人気で、ソフトバンクキャンプに閑古鳥か?


ようするに「巨人への期待」を外堀を埋める形で表明しているのだ。

また、巨人、原辰徳監督の殿堂入りパーティに600人もの関係者がお祝いに駆け付けた中で、イチローが来なかったことを「WBCで世話になったのに」と非難めき
イチローにとっては、来年3月に東京ドームで開催されるマリナーズ対アスレチックスの開幕戦に選手として出場することが最優先になる。それまで日本のファン、メディアに露出しないことが自らの商品価値を高めるくらいのことは計算済みだろう。なにしろ渡辺恒雄・読売新聞グループ本社代表取締役主筆から「イチロー君は頭が良い。監督だけでなく、球団オーナーもやれる」と太鼓判を押されているのだから。

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この人は「野球」ではなく「野球界の人間関係」をせせこましい価値観で書いている。スケールの小ささ、視野の狭さは、江戸時代のお局様風である。
このけつの穴の小ささは、あまたいるジャーナリストの中でも特筆ものであろう。


1979年藤沢公也、全登板成績【ドラフト指名5度目で入団した27歳の新人王】

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