選手名鑑の仕事をした。名前は掲載されていないが、日本ハムと楽天を担当した。

選手名鑑とか、〇〇選手列伝などの仕事をしてしみじみ思うのは「私はこういう仕事が大好きだ」ということだ。

日本ハム71人、楽天83人の選手と、監督、コーチ、合わせて180人ほどの寸評を書いたが、記録を調べるのも、経歴を追いかけるのも楽しくて仕方がなかった。12月中旬から1か月で仕上げたが、もう何チームかさせてほしいと思ったくらいだ。

選手の個性、特徴や癖。選手としての記録上の特性などを調べて書く。データを紹介することもあるし、エピソードでまとめることもある。どうしても昨今は、wikipediaを見てしまいそうになるのだが、できるだけ頼らずに書こうと思って、図書館で新聞をひっくり返した。またキャリアSTATSだけでなく、詳細なデータも見た。
選手によって文字数が決まっているが、私はライターになってから35年ほどたつが「文字数通りきっちり書く」のが大好きだ。
そういうことも相まって、この手の仕事をするときに幸せを感じる。

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書きおえてから春季キャンプに行ったが、楽天と日本ハムの選手を見る意識も、少し変わった。なかなかありがたい仕事だった。
ご存知の通り、私は結構ミスが多いのだが、この仕事はいい編集者がついてくれている。また、タイミングよく校正原稿が返ってくる。自分の粗雑な頭をフォローしてもらえるのもありがたい。ま、ミスのない出版物はないけれども。

基本的に私の「野球好き」のマインドは、最終的には「自分だけの選手名鑑」に行きつくと思う。
今年もたくさんの選手名鑑が出ている。知り合いのライターもたくさん手掛けているが、みんな楽しく書いたのだろうと想像している。

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2018年原樹理、全登板成績

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