2012年に続き、2019年の東京開幕戦も、私はチケットを確保して見に行く。個人的には心の中で「イチローにさようなら」を言うために。

7年前、イチローはすでに38歳だった。前年、MLB移籍以来続いていた200安打、3割が途絶えた。私は「そろそろかな」と思いながら見に行った。これが見納めだと思った。蛭間豊章さんに東京ドームでお目にかかったのを覚えている。
これは開幕戦の前のエキシビションゲームでのイチロー

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開幕戦のイチロー、4安打の大活躍だった。

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この時はまだ戦力だった。しかし、44歳の今年は、数字を見る限り、完全に終わっている。
今日の時点で、スプリングトレーニングの成績は

11試合、23打数2安打2打点1盗塁、3死球7三振、打率.087、OPS.279である。

守備ではエラーもした。普通のキャンプ招待選手なら、はるか前にクビになっている。

イチローは「特別扱い」でロースターにのり、日本のファンに「選手」として姿を現す。しかもこの成績で「公式戦」に出場する予定だ。

彼のプライドはどうなのか。ここで「引退」を宣言しないとすれば、いったい、彼のステイタスはどうなるのか。

普通の野球の試合を見る感じで観戦するのは難しそうな気がしている。


2018年鈴木博志、全登板成績

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