ニッカン
日本水連が、競泳日本代表でコーチ経験がある神奈川・アリーナつきみ野スポーツクラブの萱原(かやはら)茂樹コーチ(45)に3年間のコーチ資格停止処分を下していることが22日、分かった。同クラブ内でのパワハラ、暴言などが理由。

3月にこの処分に処したという。つまり、東京オリンピックからは排除される。青木智美などトップスイマーを育成したこのコーチにしてみれば、痛恨だろうし、指導者生命にかかわる処分だ。

問題の発端は昨年末だった。同クラブの複数の保護者が、同コーチが選手にパワーハラスメント、暴言などを行ったとして日本スポーツ協会に相談した。関係者は「日本水連が対応にあたりました」と話す。(中略)倫理規定第6条の「役職員等及び登録者等は暴力、パワー・ハラスメント、セクシュアル・ハラスメント、差別及びドーピング等薬物乱用などの不適切な行為を絶対に行ってはならない」に抵触すると判断し、

7d088978daf2d90aec096d1b54d7a875_m


この処分は東京五輪に向けて、スポーツ界全体が古き体質を排除しようとしていることを物語っている。
スポーツマンシップを理解せず、牛や馬のように選手を殴ったり、罵声を浴びせたりして調教してきた指導者は、もう存在できなくなる。
「牛や馬のように」といったが、今、殴られながら飼育されている牛馬はいないだろう。動物愛護の精神から牛馬はもとより犬猫でも殴ったり蹴ったりすることは許されない。
今、選手を殴る指導者は、人間を家畜以下に扱っていることになる。

IMG_6069


それを考えれば学生野球協会の「処分」は、手ぬるいとしか言いようがない。今年に入っても、これだけ暴力沙汰での処分があった。

3月6日 島根、開星監督が平手打ち 謹慎4カ月処分
4月9日 法政大監督、謹慎4カ月 3部員に暴力、確認
2月2日 春日部共栄、松山聖陵の貫禄、龍谷大平安顧問に暴力確認で謹慎処分、高岡商部員の暴力で3カ月の対外試合禁止

いずれも数か月の謹慎処分。高校は選抜の期間だけ、大学も春季だけ。その処分が解ければ、また復帰できるのだ。彼らは謹慎処分の間に「暴力はもう絶対しない」と心に誓うだろうか?周囲もやめろというだろうか。
「熱くなるなよ」「生徒に垂れ込まれないようやれよ」というのではないだろうか。学校や一部の親もこういう指導者を「熱心な先生」と言っているのではないか。

学生野球が本当に、「まともなスポーツ」を目指すのであれば、暴力沙汰を起こした指導者は水連と同様3年くらいは謹慎させるべきだ。それくらいやらないと、バカな指導者の目は覚めない。

結局、学生野球協会は「世間の目があるから」、暴力指導者に形式的なペナルティを与えているに過ぎない。

普通に考えればわかるのだ。
街を歩いていて、人に殴られたら、たとえ怪我をしていなくても、警察沙汰になる可能性がある。そうなれば刑事犯罪で告発され、前科が付く可能性さえある。
同じ行為を学校でやっても犯罪行為と認定されないのはなぜなのか。学校のほうが、一般社会よりも人権が守られていないことを、なぜ誰もおかしいと思わないのだろう。


J.ブルーム、全本塁打一覧|本塁打大全

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!