PRで今年の投手陣を検証してみようと思った。

PRは(リーグ防御率-防御率)×投球回数÷9で導き出せる。リーグ防御率よりも優秀で、長く投げた投手が上位に来る。パ・リーグ、5/7時点でのPRランキング50傑。

PR-2019-PL


このランキングのいいところは、先発も救援も一緒に比較できることだ。
投球回数は少なくても、ずば抜けた防御率の投手は、平凡な先発投手を上回るのだ。

ソフトバンクは、大竹、千賀ら先発投手だけでなく、松田遼馬やモイネロ、森らも優秀なことがわかる。今年のソフトバンクは投手陣が優秀なのだ。
大竹は援護点に恵まれず1勝だが、千賀を僅差で抜いてPRでは1位だ。

オリックスの山本、日本ハムの有原も優秀。試合消化は25%程度なので、今PRが10点台の投手は40台になる勘定になる。

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この指標の問題は、防御率はたいして良くなくても長いイニングを投げる「イニングイーター」の評価が下がることだ。
36.1回を投げて2勝1敗、ERA3.72の美馬学はPR0.48で55位になる。

この指標も一面の数字だということだ。


10号本塁打一番乗り/セ・リーグ編

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