昨夜、布団の上で手を広げていて、古ぼけたこの文庫本に右の指先が当たったのだ。こりゃいかんわ、と思いながら読み進め、
私の定時である午前4時半に起きてまた読んで、半ばまで読み進んだ。
今日は図書館で調べ物をする予定だったので、電車に乗って、行きの電車は例によってパソコンでブログを書いていたが、すでに頭の中は「ルート」の存在でいっぱいになっていたので、帰りは準急に乗って、この本を読み進んだのだ。
私の目は老眼に乱視が入り、その上に眼精疲労が進んでよれよれだが、この本の文章はどんどん心の中に入ってくるのだ。

今回読み直して、この本の舞台が岡山県であることに初めて気づいた。
小川洋子の文章はよく練られた生地のようにきめ細かくて、しなやかで、それでいて腰が強い。
ここまでじっくり読み込ませるのに、気持ちは疲れない。何という文章か、と感嘆するうちに読み進んで、万感のフィナーレを迎えたのだ。

そして、この作品の愛読者各位には、今の私の気持ちがわかるのではないか。

何と、今日は江夏豊の71回目の誕生日だったのだ!




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東京球場・シーズン最多本塁打打者/1962~1972

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