菅野智之は、今も良いフォームなのだそうな。投手コーチ出身の関係者がそういっていた。
「だから大丈夫ですよ」と。

昨日の投球は、関係者によれば「力感がなかった」ということだが、それもよくわからない。
打たれたから力感がなかったのかもしれないし、動きを精彩に比べてみれば、それが見えてくるのかもしれない。

ただ一つ言えるのは、菅野は「球が来ていなかった」ということだ。それは印象ではなく、球速ではっきりわかる。また制球もおかしかった。

野球の指導者に中には「良いフォームで投げ続ければ、投球数が100球をオーバーしても故障しないし、ずっと投げ続けることができる」という人がいる。

私は元投手から「自分にとっての良いフォーム」について話すのを聞いたことがある。それは間違いではないのだと思うが、その人だけに通用する話だ。万人に通用する「良いフォーム」というのはないのだろうと思う。

そして自分にとって「ベストのフォーム」で投げ続けたとしても、疲労が筋肉に蓄積すれば、パフォーマンスは落ちる。それだけなら休養すればよいが、それによってフォームが狂い、おかしなところに負荷がかかって故障することもある。

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どんなに「良いフォーム」で投げても、投球数が増えたり、登板間隔が縮まったりすれば、パフォーマンスは落ちるし、故障のリスクは高まるのだ。

「責任感」「気力」などで、乗り切ることは不可能だろう。

少し休養すれば立ち直るかもしれないが、菅野の蓄積された疲労は、相当なものだと思う。

不可逆的な損傷を追う前に、この日本を代表する投手を助ける必要があると思う。



東京球場・シーズン最多本塁打打者/1962~1972

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