巨人の勝利数、奪三振数、セーブ数のランキングを見ていこう。

通算勝利数。

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分業が進んだ近年の投手の勝利数が増えないのは仕方がない。上原はMLBに移籍したので実働11年での数字。MLBに行かなければ150勝はクリアしていただろう。
ERA3.02は近年の野球では優秀。桑田真澄、槇原寛巳よりもいいのだ。

巨人の現役では菅野智之が81勝でこれに次ぐ。

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通算奪三振数

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奪三振は、槇原が1位。この投手は勝敗は半ばするが、巨人では最高のパワーピッチャーではあった。
上原浩治は7位に過ぎないが、奪三振率では槇原を抜いている。

菅野は現時点で1140回で1010奪三振、SO9は7.97、上原とほぼ同じだ。

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通算セーブ数

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33セーブで14位、大した記録ではないが、槇原、新浦など巨人は代々エース級の投手をクローザーに配置転換してきたことがわかる。
生え抜きのクローザーが育っていないため、巨人は100セーブを挙げた投手はいない。

上原は先発から救援に転向したうえに、NPBからMLBに移籍したので名球会の基準には引っかからないし、殿堂入りも難しそうだ。

しかし間違いなく傑出した投手だった。


東京球場・シーズン最多本塁打打者/1962~1972

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