こういうのが、MLBのいいところだと思う。

ウィルキン・カスティーヨはドミニカ共和国の出身。
ダイヤモンドバックスに2004年に入団。両打のユーティリティ。

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そこそこ安打は出るが、長打はなく、足は速いが失敗も多い。

2008年にアダム・ダンなどとのトレードでレッズに移籍。この年にメジャー昇格。ジョーイ・ボットがデビューし、ケン・グリフィJrなどがいた時代だ。

しかし2010年にFAとなり、あとはチームを転々。2013年にはメキシカン・リーグ、その後、復帰するも昨年は独立リーグに転じるも今季マーリンズに復帰。
ちょうど10年、3654日ぶりにメジャー昇格した。25歳から35歳だ。

諦めずに続けていればこういうこともある。

NPBでも一軍で活躍しないままキャリアを重ねる選手は結構いるが、それは実質的に選手ではなくスタッフのようになっている場合が多い。球団は温情で契約している感じだが、MLBの場合、移籍を繰り返しながらも再起を期している。中身は全然違う。

大事なのはメキシカン・リーグや独立リーグなどラインから外れたチームからもういちどMLB傘下に復帰できるかどうかだろう。

こういう選手はいい指導者になるのではないか。

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省エネがなんだ!!投げに投げてイニング稼ぎ3/1960~1986・150球以上投球者・球数が多い順

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