昨日、菅野は今季初の完封。これは今の巨人、プロ野球の頭の硬さを象徴している。

今季の菅野の戦績

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昨年初めてシーズン3000球を投げ、8完封した菅野は、明らかに疲労が残っていた。
球速も150km/h出るか出ないか。それもあって、中盤以降に打ち込まれることが多かった。

そのうちに、マックスの球速でも150km/hに達しないようになって、腰の違和感を訴えて登録抹消。

1ヶ月近い調整を経てマウンド復帰したが、以後もQSが精一杯というマウンドが続き、ついには交流戦の頂上決戦でソフトバンク相手に2回持たないで降板したわけだ。

たまたま昨日のマウンドではなんとかなったかもしれないが、菅野が万全ではないのはもうわかりきったことだろう。

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8回を終わったところで宮本コーチは「行けるか?」と聞いたそうだ。「いけます」当然、菅野は言う。で、完封。

MLBならばこういうコンディションに難がある投手は、おそらく80球で降ろしたはずだ。無理をさせて、状態が悪化しては元も子もないからだ。

NPBでは、エースが成績不振になるのは、「体調が悪いから」ではなく「本人の責任感が欠如しているからだ」と考えられる事が多い。「無理をする」のは、エースなら当たり前。そして「完封してこそエース」。
不振の原因を投手に全部押し付けることができるのだから、日本の指導者は気楽なものだと思うが、115球も投げたことで、菅野の状態はまた悪化するのではないかと思われる。
「責任感」「エースの自覚」で乗り越えることができるのなら、誰も苦労しないと思うが。

一般の企業で考えれば、とんでもないブラックだと思うがどうだろうか?


えっ!もう降板!!2|1回未満の先発投手2002~2019・球数多い順

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