1週間前に羽化したばかりのクマゼミを見かけたが、まだセミは鳴いていない。今年は冷夏になりそうだ。

昨年は梅雨明け早々から酷暑となって、高校野球の地方大会では熱中症の選手や審判、観客が続出した。今年も甲子園の頃には、そうなる可能性もあるが、今の見通しでは昨年よりも過ごしやすい夏になりそうだ。

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昨年、酷暑の中で続けられた甲子園には批判が殺到した。しかし今年は、熱中症の危険性は大幅に下がりそうだ。
だからといって、今の高野連の運営体制に問題がないわけではない。「外出を控えるように」気象庁が訴えるような天候で、平気で野球をさせていたのだから。
「鍛えているから」「根性があるから」そして「この時期しかできないから」「日程を変更できないから」と、試合を強行させてきた体質は、全く変わっていない。
世間がうるさく言わない今年にこそ、過酷な状況で試合をさせる高野連の判断基準にも直しをかけるべきだ。


今年5月、東京都少年サッカー連盟は熱中症対策として、今年から7、8月の公式戦を全面的に禁止することを決めた。
同連盟の吉実雄二委員長は「試合をこなすことよりも子供の命、安全が大切だ」と話し、区や市の大会も7、8月の開催を避けるように要請しているとのことだ。

大胆な決定ではあるが、そうしないと炎天下にボールを追いかけさせる指導者が続出する。こちらは高校生ではなく中学以下だが、彼らを危険にさらすことはできないということだ。

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甲子園にエアコンを増設したり、ミストを備え付けたり、小手先で批判をかわすのではなく、例えば体感温度やPMVなどを基準に一定の数値を超えれば、あるいは、超えると予想されれば、試合を中止にするようなルールを導入すべきだ。

日本高野連は世論や外界からの批判がなければ、動かない。本音としては1ミリも物事を替えたくないのではないかと思われる。
今必要なことは、これまでの運営を洗いざらい見直し、問題があれば即座に変えることだ。
冷夏を奇貨として、今年に手を打つべきだと思う。


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