第101回全国高校野球選手権秋田大会 ▽3回戦 角館8―5金足農(14日、八橋)

報知
 金足農は、無死一、二塁から始まる延長13回タイブレークに、一挙4点を奪われて勝ち越しを許す。直後の攻撃で1点を返すも敗れた。金足農の中泉一豊監督(46)は「無死満塁のチャンスもあったが、点を取れなかった。監督の責任です」と話していた。
 先発し、延長13回を投げきった金足農の1年生の山形琉唯は、233球の熱投も実らなかった。


高校1年生の大部分は骨端線が閉じていない。つまり成長途上にあり、骨が柔らかい。この時期に投球過多になると、ひじの剥離骨折や靭帯損傷する可能性が高い。
中泉一豊監督は、おそらくそんな知識は全くない、原始人なのだと思うが、山形琉唯が来年潰れている可能性は高いだろう。

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高校野球関係者は「球数制限を導入したら、複数の投手がいる私学は問題ないが、1人の投手で勝ち抜く公立高校は勝てなくなる」という。
何度も言うように、これは理屈になっていないと思うが、「球数制限」を導入すれば、山形琉唯を守ることができた可能性もある。

そもそも13回で233球はかなり多い。9回でも180球近くになっていたはずだ。こんなに無駄球が多い投手を投げ続けさせた監督は、無能と言ってよいのではないか。

おそらくブルペンでは2,3年生も含めて何人か投げていたはずだ。でも、この監督は「高校野球はエース一本で勝負するもの」だと思っているのだろう。
そういう原始的な指導者を排除するためにも、「球数制限」は必要だと思う。


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