相変わらずの賑やかなマウンドだった。

すでに6月中旬から5~6回を投げる能力があることはわかっていたが、柳がエース格になり、好調な中日にとって、どうしても必要な戦力とは言えなかった。

昨日の登板

Matsuzaka-0717


立ち上がり、速球を捉えられ、近本に中前にゴロで抜ける安打。近本はすかさず盗塁。続く糸原も右前打。一三塁で糸井の犠飛。いとも易易と失点する。しかし大山凡退、糸原が二塁を狙ってアウトになる。

味方が裏に逆転してくれる。
前途多難を思わせたが、2回は三者凡退。

3回は下位打線から2死を奪うも、二巡目の近本にまた安打。糸原を歩かせ、糸井のタイムリー二塁打。同点。打たれるときは実にたやすい。大山を歩かせ、大丈夫かいなと思わせたが、陽川にはずばっと見逃し三振。このあたり「顔」で投げている。

4回はまた回を三者凡退。

5回、一死から近本と糸原にぶつける。しかし後続を断つ。

5回91球。若手のお手本にはならない冗長な投球だったが、なんとなく5回2失点と形だけは作った。

ま、10日に1度くらい投げるのか。同世代で、今もキレキレの投球をする藤川球児との差はずいぶんあるように感じられる。

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