日刊スポーツ

お笑いコンビ、ブラックマヨネーズの吉田敬(46)が、プロ野球オールスターゲームで阪神のドラフト1位近本光司外野手(24)がサイクル安打を達成したことについて、「あれサイクルヒット違うやろ」と違和感を示した。
吉田は17日、ツイッターで「俺は真弓さんがショート守ってる時からの虎ファンやけど、あれサイクルヒット違うやろ。あんなん、変やな。選手は何も悪くないし、決めた方も流されたのだろうから、そこまで悪くないと思う。ただ、あれは3塁打と言えない」と異論。「あれ3塁打違うよなぁというのはみんな思っていて、だんだんオールスターの価値も下がる」と危惧した。

IMG_1267


本来、芸人は「人が思っていても言えないこと」を笑いをまぶして言うような存在だった。クラウンは、王に近侍して他の家臣が言えば首をはねられるような「やばい言葉」を、冗談にくるめていったという。権力にとってはある種の「ガス抜き」のような役割を果たした。

今、芸人はコンプライアンスや包装コードにがんじがらめにされ「言っていいことの範囲内で笑いを取る」という難しい世渡りを強いられている。

しかしプロ野球では「単なるファン代表」として自由にものが言えるのだろう。これは素晴らしい言葉だと思う。

スポーツ紙の記者は、プロ野球界にどっぷりとつかっていて「球団が怒りそうなことは絶対に言わない、書かない」のが当たり前になっている。記者そのものも劣化が激しく、自分の意見を持たない人も多いが、「吉田が言いました」ということなら、自分たちが攻撃されることがないと思っているから掲載したわけだ。

改めて思うが、近本の「サイクル安打」に釈然としないファンは多いと思う。
ここから議論が巻き起こってもいいのではないか。


1983年槙原寛己、全登板成績【初登板初完封の衝撃、新人王に輝く】

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!