週刊文集デジタルが張本勲に直撃している。有料記事ではある。





「賛否両論じゃないだろう。スポーツにはね、絶対的なものはないけども、これは登板させなきゃ。登板させない理由はなんだよ。”選手ファースト”っていうのは何だよ。将来って何の将来? 反対している人の意見を聞きなさいよ。登板させないで何のプラスがありましたかと。肩を休める? ケガをしなかった? 誰が予想するの。医者じゃあるまいし。投げてもっと肩が強くなったかもわからんじゃないの」

冒頭のこの部分だけでわかるが、張本勲は今の野球界について、最低限の知識もない。
昨年から今年にかけてあれほど「プレイヤーファースト」「選手ファースト」が問題になったのに、おそらく記事を読むレベルの情報収集もしていない。

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「医者じゃあるまいし。投げてもっと肩が強くなったかもわからんじゃないの」
投げ込みで鍛えられるのは「筋肉」だけで、靭帯や関節は酷使すれば消耗するし、痛めれば手術で修復しない限り復活することはない。
投げて肩が強くなることはありえない。

野球界の「時代遅れ」にもいろいろあるが、張本のレベルは昭和50年代、
炎天下でも「水は飲むな」と言っていた時代の感覚だろう。

ダルビッシュに対しても、こんなことを言っている。
「ダルビッシュ? あの子はTwitterでべらべらしゃべりすぎるな、ありゃ。同じ球界だからちょっと厳しく言うけどね、男だったらあまりべらべらくだらんチンピラみたいなことしゃべらないで、Twitterに書き込まないほうがいいよ」

感情論でしかない。先輩風を吹かせて抑え込もうとしているが、理屈はほとんどない。

明日の「サンデーモーニング」では、張本勲は何を言うのだろう。彼が誤りを認めるとすれば、初めてのことになるがそうするのか。それとも炎上に油をさらに注ぐのか。


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