「あの子はTwitterでべらべらしゃべりすぎるな、ありゃ。同じ球界だからちょっと厳しく言うけどね、男だったらあまりべらべらくだらんチンピラみたいなことしゃべらないで、Twitterに書き込まないほうがいいよ。そんなことよりも自分のプレーをしっかりがんばって、いい成績残して、立派な家庭を作って、男としてやるべきなんだよ」

この言葉に呼応して、ダルはTwitterで
「ずっと停滞していた日本球界を変えていくには勉強し、今までのことに疑問を感じ、新しいことを取り入れていく。その中で議論というのは外せないツール。それを黙って仕事しろとはまさに日本球界の成長を止めてきた原因って気づけないのかな?」

ついに言ってしまった!という感じである。

張本勲は、2年だけだが日本ハムのユニフォームも着ている。チームの大先輩だし、何より球界の大先輩だ。
「その大先輩の俺が、こういってやってるんだから、ありがたく拝聴しろよ。いい加減に黙れよ」と言ったわけだ。
しかしダルビッシュはそれにかぶせて、決定的なことを言った。我慢ならないというところか。

張本世代、それ以降も含めて「昭和の野球選手」が議論が苦手で言いっぱなしになるのは、そもそも「後輩は先輩の言うことを黙って聞くこと」「口答えしないこと」という「昭和の野球文化」にどっぷりつかっているからだ。後輩から反論されることなど夢にも思っていないのだ。
張本と言えば、見上げるような大先輩だ。その俺様にたてつくとは何事か、ということなのだ。

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しかしダルビッシュは高校時代から「自分の未来」をはっきり描いて努力してきた。大谷翔平などの先駆的な存在だ。それを押し通すうえでは、指導者や先輩との軋轢を嫌というほど経験してきたはずだ。
だから、こんなところで負けるわけにはいかない。もっとみんなが自分の頭で考え、自分の力で未来を切り開くことができる「野球界」にするために、ここは譲れない、というところだろう。

現役選手としてはご苦労なことだが「古いだけで、勉強もしないでのさばっている」野球人に、豪速球を投げ込むことができるのは、確かにダルビッシュしかいない。

明日はどうなるか?



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