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甲子園の応援強制参加に、母親が猛クレーム「ネットで告発する」
甲子園、高校野球が軍隊に似ていると思うのは、選手が坊主頭で、指導者が「母校のため」「郷土のため」「精神力だ」「根性だ」というだけではない。

学校側も、生徒に「〇〇校生なら、応援して当然だ」という同調圧をかける。あたかも「銃後の守りをしっかりと」みたいな感じで。

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そりゃ、炎天下の甲子園で大声を出して感動に浸りたいと思う向きには、楽しいイベントではあろうが、夏休みにほかの予定がある生徒だっている。家族とともに旅行をする予定を立ててる生徒だっているだろう。この記事の場合は、短期留学を考えていた家が「全員参加」を強制する学校に猛反発したということだ。

あたかも学校は「貴様、それでも〇〇校の一員か!」「この非国民が!」とでも言いたいような勢いである。日本人の中にはこういう単純な回路で発言する人がいっぱいいるのだ。
今の世の中には、野球なんて全然興味がない人がたくさんいる。むしろ「野球でかんかん」な人なんて、ほんの一握りだ。だから「自由参加」にしたら、応援団が集まらないという事態も考えられる。
だから、応援を強制するのだろう。

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甲子園を見ていてしみじみ思うのは、今の応援団はみんな派手だということだ。絶対に吹奏楽はそろっているし、チアガールもいるし、応援団も何百人単位でいる。初出場の学校でもそうだ。
そういう大応援団をそろえられないのは「みっともない」「体面が保てない」と学校側も思うのだろう。高野連も「応援団」には特別の配慮をする。いつ球場に入ってもいいのではなく、何時何分にバスをどの位置に停車させ、何分で球場に入り、試合終了とともに応援団を入れ替えることまで全部タイムテーブルがある。応援団をスムースに移動させるために、高校野球の時はアルプススタンドの下の方の客席を撤去する工事を毎回してもいる。
要するに「甲子園に出場する各校は、大応援団があって当たり前」になっているのだ。選抜などは「応援団賞」まで設けている。

ばかばかしい話だ。たかが一部活の大会のために、学校全体、OBや父母までが振り回されるのだ。
こういうのも「野球離れ」が進行すればできなくなる。
すでに地方大会では、合同チームなど試合をしてもほとんど見に来ないようなチームもでてきている。

夏休みは「高校野球」のためにあるのではない。暑い盛りにみんながいろいろな体験をするためにあるのだ。
「高校野球全体主義」は、ますます野球嫌いな人を増やす原因になる。応援団は来ても来なくても良い、それが自然の流れだろう。

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