今季の甲子園では予想以上に「投手の分業」「継投」が進んだ。昨年は吉田輝星が881球投げたが、今季の最多は履正社清水大成の594球、続いて星稜奥川恭伸の512球、それ以外は400球以上投げた投手もいない。





甲子園で見ていても、投手の分業が進んだことはよくわかる。本当に投手交代が多いのだ。
これが甲子園に出るような強豪校のスタンダードになるだろう。
このこと自身は喜ばしいことである。「球数制限」をしなくても投手の肩が守られるのだから。

しかしそれでも今期の甲子園でも1試合で150球以上投げた投手が立命館宇治の高木要の170球、星稜の奥川の165球など6人もいた。こういう球数は、プロでも投げない。今や日本の高校、大学、社会人だけだ。

これだけ投げれば、その投手の選手生活に響くような深刻な影響を引きずることだってあるのだ。

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もう一つの問題は「地方大会は投げ放題なまま」であることだ。
甲子園よりはるかに注目度が低い地方大会では、多少投げさせてもいろいろ言われない。また弱小校は少し見どころのある投手が出ると、この投手と一蓮托生を決め込むこともある。
甲子園は整備されても、地方大会では依然として投手が危険にさらされるのだ。

「球数制限」をすると1人のエースで頑張ろうという弱小チームが甲子園に出られなくなるというが、投手を平気で酷使するような学校は、強豪だろうが弱小だろうが、甲子園に出場する資格はない。

甲子園の分業が進むのであれば、今度は地方大会でも分業が進むように改革を行うべきだ。理屈がわからない指導者が多いのだから「球数制限」はここでも有効だ。

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